染め-Tでは、固着剤を溶かした液に30分以上浸してから染色することをおすすめしています。
いわゆるプレソーダ法と呼ばれるやり方です。
一方その逆のやり方で、染料と固着剤を混ぜた溶液をつくってから被染物にかけて染めるというやり方もあります。
どちらのやり方も繊維と固着剤と反応染料の組み合わせで染色するわけですが、その順序が変わることによってどのような違いがあるのかを検証したいと思います。
今回は折り染めに挑戦します。
まず、本番前にソーダ灰液に浸しておくプレソーダ法から。
固着剤に浸しておいた細長い晒しを谷折り山折りで4分の1の高さにします。
![]()
端から正三角形に折っていきます。これも谷折り山折りを繰り返します。

正三角形の束ができました。
輪ゴムで留めて固定させます。

黄・赤・青の染料<br>を用意しておき、角の部分に黄色の染料液を含ませます。

赤・青も同様に。
三角形の3つの角を、黄・赤・青の染料で染色しました。


次に、固着剤入りの染料液で染めてみます。これも、三角形折りをしていきます。





染料と固着剤をぬるま湯で溶かして、固着剤入りの染料液をつくります。
ここでも、三角形の角を黄色、赤色、青色の染料につけていきます。
しばらく置いておいてから、すすぎをしましたが、洗っても洗っても染料が流れ出るのでソーピング剤で煮沸をしました。

結果、プレソーダ法はこちら

固着剤入りの染料液はこちら

固着剤入りはプレソーダ法と違って柄がすごく滲んでいます。
これには理由があり、晒しという薄い生地に対して染料を非常に多く含んだ濃い染料液で染色したため、時間の経過とともに染料液が広がっていったと思われます。
また、黄色は赤や青に負けてしまって、薄いクリーム色になっています。
黄色に関してはプレソーダ法でも薄いと感じたので、混色する場合は注意する必要がありそうですね。




